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○木は生きているの?
「生きている」とは? 「生きている」の本来の意味は、「生命活動をしている」ことであり、生命学的に難しく言えば細胞内では※原形質流動をしているものが「生きている細胞」ということらしい。
この定義を樹木にあてはめてみると、樹木を構成する細胞の中で生きている細胞は、なんと形成層や成長点、それに表皮から数p未満にある柔細胞など、ほんの一部にすぎなく、この一部の細胞が樹木全体の生命活動を担っていることになります。
つまり、それ以外の大半の細胞はまさに「死んでいる」のです。「生きている」「呼吸している」と思っていた木材は、これらの死んでしまった細胞の集合体だったのです。

※「原形質流動」・・・自己増殖(細胞分裂)をしたり、呼吸(外・内呼吸、酸化的なエネルギーの獲得)をしていること。

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