昌永 徒然なるままに・・・

2021/05/27
WEBショーウインドウ bW
河本礫亭造 青華魚樽花瓶 

河本礫亭は明治時代愛知県瀬戸市に生まれ、昭和中期まで活躍した陶芸家です
染付磁器を得意として、愛知県無形文化財保持者に認定されました

花瓶を樽に見立てて金魚が泳ぎ回っています
涼しげな花瓶です

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2021/05/25
WEBショーウインドウ bV
初代中村道年造り 波多野一岳画 赤楽茶碗  明治〜昭和初期の作品

中村道年は明治9年生まれ、波多野一岳は明治10年生まれ
人々が西洋文化に目を向ける中、江戸時代からの伝統的な焼物と日本画を守った人達です

「筏流し」は川が運搬の手段だった当時、珍しくない光景だったことでしょう。

箱書きの茶臼山は、現在の愛知県名古屋市守山に道年が築いた窯の場所です

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2021/05/24
時の移ろい
「緊急事態宣言」でステイホームの毎日です
店は「「不定休」になって、まだ1週間も経っていません
店は営業してなくても、古文書を読んだり、調べ物をしたり
仕事はありますが、何となく気が進みません

気分転換で、1日何度も庭に出ます。
最近、自然の移ろいの速さに驚かされます

梅雨入りしたら、さっそく紫陽花が主張し始めました
どんよりした、今にも雨が降りそうな空に紫陽花はよく合います
今年は皐の出番が少なかったように思います
皐と紫陽花のコラボレーションも一興です

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2021/05/24
WEBショーウインドウ bV
中根 寛 「犬山城」エッチング 2/50   18,000円

新緑の犬山城。木曽川の高い崖の上に立っていることを強調している

犬山城は別称「白帝城」と言います
中国、長江にあった白帝城が由来です
小さいですが、国宝犬山城。
天守閣からの眺め、絶景です
尾張の端、木曽川の対岸は美濃の国。
戦国時代に思い馳せます

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2021/05/22
WEBショーウインドウ bU
護峯宗行筆 「喫茶去」 江戸後期

護峯宗行は臨済宗大徳寺420世
「喫茶去(きっさこ)」は「難しい話は抜きにして、お茶でも飲みましょう」という意味です

心穏やかに、リラックス

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2021/05/22
土曜営業
愛知県「緊急事態宣言」に伴い
5月31日まで、昌永は「不定休」にさせていただいております
土曜日は定期的に開店いたします

今日は営業いたします

御用の方はお出でください

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2021/05/21
自給自足
最近、朝の日課に「ドクダミ摘み」があります
一昨年前まで、この時期庭に生えるドクダミは雑草でしかありませんでした

昨年から「ドクダミ茶」を作るようになりました
常備茶を作る時、ティーパックに乾燥させたドクダミの葉を2〜3枚入れて加えると、かすかな甘い香りがします

今年はもう梅雨入りしてしまい、「どくだみ茶」作りはおしまいです

5月のささやかな楽しみです

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2021/05/19
WEBショーウインドウ bR
三代尾関作十郎造  染付百老抹茶茶碗  38,000円

昭和初期頃の犬山焼です。
令和の時代、人生100年と言われていますが、昔は老人まで生きることが今よりたいへんでした。長生きの願いを込めて作られたのではないでしょうか
犬山焼は昔も今もほぼ、手描きです。
茶碗一面に描かれている老人たち。年を取らない仙人とも言われています。表情をあります。

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2021/05/19
WEBショーウインドウ bQ
昌永オリジナル商品 「SoSen」ペーパーウエイト 3,500円

犬山城横を流れる木曽川。別称「曽川」と言います
そこには大小さまざまな石があります
木曾谷を源流とする木曾川。木曽石のふるさとでもあります
花崗岩である木曽石は、石組みや飛び石に使われます
昌永は、木曾石の趣のある断面に着目し、オリジナル商品「SoSen」を作りました。
 
 約13×8×2p 重さ約400g 自然石のためばらつきがあります

製作協力 稲垣石材店「INASE」  https://inase-utsuwa.com/



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2021/05/19
WEBショーウインドウ bP
加茂祭図  浮田一宦@画   加藤千波 歌  江戸後期の作品

加茂祭は5月15日に執り行われる京都賀茂社の例祭です
その歴史は古く、源氏物語でも、「車争い」として見物の様子が書かれています
祭員の挿頭に葵を用い、神社や家々に葵を飾ることから「葵祭」とも言われます

「立ならぶ物見 くるまのわれからと おもひのしづむ 人もこそあれ」 千波
右下に牛車が二台描かれています

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